Raspberry Pi ラジオサーバー導入

2016年5月に超小型PC Raspberry Pi3を導入して、StarStoneSoftware Development Inc.(スタアストーンソフト)様が開発並びに販売されているRaspberry Pi用の「ホームラジオ」というSDカードイメージファイルを使用して、家庭内で気軽にradikoが再生できる環境を構築しました。

参考記事:Raspberry Pi3とホームラジオで手軽にradiko録音環境を構築

前回導入した「ホームラジオ」では、Raspberry Piに接続した外部スピーカーからradikoの音声や録音したファイルの再生が出来ましたが、今回は「ラジオサーバー」を導入し、radikoの録音並びに外出先からのリモートアクセスによるストリーミングサーバーを稼働させることにしました。

「ホームラジオ」でも録音や、手動でルーターのポート開放が出来れば、ラジオサーバーに限りなく近い事が実現出来ましたが、より簡単かつ細かい設定が出来ることや、ストリーミングサーバーとしても機能することから「ラジオサーバー」に変更しました。

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こちらがライブ画面です。現在放送している各放送局のradiko音声がストリーミングで流れます。音声の出力はアクセスしたPCやスマホから流れる事になります。

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「ラジオサーバー」に実装されている親切機能です。

UPnPに対応したルーターを利用している環境であれば、必要なポートを自動的に開放してくれる機能です。

また一部のダイナミックDNSサービスにも対応しており、可変するIPアドレスを検知して定期的にダイナミックDNSの情報更新が可能です。

私の環境では固定IPアドレスに非対応のISPに加入していますが、契約して以来ルーターを再起動しても数時間止めていても一度もIPアドレスが変更されないので、ほぼ固定IPアドレスと考えて、現在のところダイナミックDNSは利用していません。

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そして今回「ホームラジオ」から「ラジオサーバー」に鞍替えする一番の理由は、ローカル固定IPアドレスの付与ができることです。「ホームラジオ」ではDHCPでの割り当てに限定されていましたが、固定IPアドレスが設定できることで、ルーターのポート開放だけでなく、ローカル環境からのアクセスが飛躍的に楽になります。

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これだけ小さな筐体がradikoの音声を何十時間も録音できるサーバーになるなんて、少し前では考えられなかった技術革新です。

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ストリーミングでの再生はAndroidのChromeブラウザーを利用しています。通知画面にも再生や一時停止ボタンが表示されるので非常に便利です。

Androidの他ブラウザやiPhoneのSafariでも試しましたが、録音ファイルの再生時に、画面を閉じたりロックを掛けたりすると一時停止の場所が保持されずファイルの冒頭に戻って再生されてしまうことがありますが、Chromeではブラウザを意図的に終了しない限り、常に一時停止状態を保持してくれるようで便利です。

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再生中、端末がロック状態になっても再生や一時停止をするボタンが通知欄に表示されています。この画面は再生中にスクリーンショットを撮影したものになります。

Raspberry Piをお持ちでradikoに興味のある方は、ぜひ一度試用してみることをオススメします。シェアウェアですが、初回起動から8時間以内であれば、自動バージョンアップ機能を除くフル機能が試用可能という親切設計です(もう少し試用したければ、電源再投入で起動時間がリセットされて再度8時間以内の試用ができます)。
私自身も久しぶりに「ラジオサーバー」を試用してみたところ、昨年時点よりも機能が大幅に追加されており、自分自身の使い方に合っているのはラジオサーバーのほうではないかと思い直して購入しました。
(「ホームラジオ」唯一の利点として、Raspberry Piの無線LANが利用できることでしたが、無線LANアクセスポイントの電源が落ちてしまうと、Raspberry Pi側で自動再接続してくれないので、結局有線LANで使っていました)

私は「ラジオサーバー」導入により、低速かつ低額で提供されているMVNOのSIMを差したスマホから自宅にアクセスして聴取する予定です(検証では200kbpsしか出ないOCNや楽天モバイルのSIMでも充分聴取可能でした)。

リンク:StarStoneSoftware Development Inc.(スタアストーンソフト)


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