SONY SRF-T355K 追加レビュー

前回は購入2日目時点で記事を作成したため、目立つ機能しか紹介しませんでしたが、記事へのアクセスが非常に多く、個別に質問をいただいたケースもあったため、実際に二週間運用してのレビューを掲載したいと思います。

前回の記事はこちら:SONY SRF-T355K 購入

▶専用充電台について

私が購入したSRF-T355Kにはラジオ用充電キット BCA-TRG3KIT が添付します。SONYのWEBサイトにもBCA-TRG3KITが添付すると明記されていますが、実際には付属品構成が一部異なり「BCA-TRG3KITからアタッチメントを除いたものが添付される」というのが正解です。

アタッチメントはSRF-T355/T355K以外の旧機種でも充電台が利用できるようなもののようです。

商品リンク:ラジオ用充電キット BCA-TRG3KIT

SRF-T355K付属の充電台にはアタッチメントが無いので、旧機種の充電は出来ません。

指などで固定すると旧機種の充電もできるようですが、やはりアタッチメントが無いと難しいです。私自身、旧機種の充電台がケーブル破損によりショートの危険があるので使用していませんでした。SRF-T355K付属のものが利用できれば一石二鳥かと思っていましたが、実際にはアタッチメントが付属しないため利用できませんでした。

▶アンテナについて

FM放送はイヤホンがアンテナ代わりになりますが、ダラダラと延ばしておくのが邪魔なので、ELECOMから発売されているスマートフォン用のテレビアンテナ MPA-35ATRBK を使用しています。

商品リンク:スマートフォン用テレビアンテナ(ロッドアンテナ) MPA-35ATRBK

類似のアンテナは数本所有していますが、ラジオもテレビもオールマイティに受信感度が安定している印象です。

▶二次元コード貼付

本体背面(電池蓋)に困った時は「スマートフォンからアクセス」と書かれた二次元コードが貼付されています。ラジオの説明書をスマートフォンで閲覧するという何ともミスマッチに思える組み合わせでもありますが、実際に開いてみるとSONYのサポートページが表示されました。

ダイレクトに取扱説明書が表示されたほうが親切のような気がします。

▶知らない土地でいきなり使えるか

お盆休みを利用して東海地方各県を周遊してきました。

1泊目は三重県伊勢市の海岸沿いに宿泊しましたが、こちらは中京圏のラジオが問題なく入感したのでエリア設定を変更するだけで大丈夫でした。

三重県伊勢市でも東海ラジオとCBCラジオのFM補完放送(愛知県瀬戸市からの送信)も問題なく入感しました。

ただし2泊目は愛知県田原市の中心部に滞在したため、愛知県標準設定ではラジオが全く入感しませんでした。

名古屋の周波数はすべて入感しませんでしたので、中継局選択で「豊橋」を選択することで回避できました。SRF-T355Kには周波数スキャン機能が無いため、地元のコミュニティFMや思わぬ遠距離受信を確認するためには、0.1MHzずつ手動で確認しなければならず面倒ですが、中継局選択機能で概ね回避できるようです。

やはり知らない土地で思わぬ放送に出会う楽しみはありますので、周波数スキャン機能は搭載してもらいたいと感じています。

ホテル付近から撮影した田原市内の光景です。この山の影響と、客室が反対側に窓があったので、中京圏の親局からのテレビ、ラジオは受信できなかったようです。

▶めざましタイマーについて

前回の記事ではめざましタイマーが搭載されていることが購入の決め手であると書きましたが、実際には次のように運用しています。

平日:5:30にSONY ICZ-R250TVでTBSラジオが鳴るように設定

休日:6:30にSONY SRF-T355Kでラジオが鳴るように設定

外泊時:任意の時間にSONY SRF-T355Kでラジオが鳴るように設定

平日は据え置き型のラジオでオンタイマーを設定していますが、曜日ごとの法則を1パターンしか登録することが出来ないため、休日は当機を代用しています。

ICZ-R250TVでは起床時のどの放送局で作動させるかを選択できるのですが、SRF-T355Kでは直前に受信していた放送局がオンタイマーで作動する仕様です。NHKのラジオ深夜便や、ニッポン放送のオールナイトニッポンをオフタイマーで聴きながら就寝し、朝はTBSラジオで起床したいという細かいニーズには応えられません。

以前オンタイマー用に利用していたオーム電機 AudioComm RAD-P350Nという機種では、アラーム設定時には画面右上に目覚まし時計のマークが表示され、解除するまで毎日表示されていました。そのため、うっかり解除を忘れてしまうと、アラームを鳴らしたくない翌日も鳴ってしまいます。

その点、SRF-T355Kではめざましタイマーは一回限りの作動になりますので、毎回翌日起床したい時間を確認してONにする必要があります。この設定も好みが分かれる部分かと思っています。

▶他のラジオとの比較

ポケットラジオを中心にすでに30台以上のラジオを所有していますが、真っ先に比較対象としたのは同じSONYのSRFシリーズである SRF-M807 です。

大きさはSRF-T355のほうが若干大きいのですが、手に持った感じはSRF-M807のほうがかなり大きく感じます。

SRF-M807はサイドに主要なボタンが集中しており厚みがあります。ただしSRF-T355には無いスキャン機能やMEGABASS機能を搭載しており、こちらも一長一短です。

SRF-T355のサイド面は非常にシンプルで、電源ボタンとバンド切り替えボタンしかありません。

音質はSRF-M807が好みです。SRF-M807には時計機能が搭載されているので、これでめざましタイマーと、画面のバックライトが搭載されれば最強の携帯ラジオになると感じています。FMの周波数ステップも0.05MHz単位なので、より細かく選局することができることも気に入っているポイントです。

残念ながら販売終了になっているようです。

▶充電中のラジオ受信について

ポケットラジオを充電している最中には、充電によるノイズがあり受信状態が不安定になりがちですが、SRF-355KではAM放送でもノイズがあまり入らない印象です。自宅ではNHKラジオ第1、第2共に強電界で入感しますので、あまり参考にならないかもしれませんが、過去のSONY製ラジオの充電台利用時と比べてもノイズがほとんど乗らないことは確認しています。

このようにSRF-T355Kの完成度は高いものの、他のラジオでは実現できている周波数スキャン機能や0.05MHz単位の選局、MEGABASSが無いこと、前回の記事でも書きましたがワンセグ受信機能も搭載して欲しかったことなど、欲を言えばあれもこれもと言ってしまいたくなります。それでも携帯ラジオでここまでの完成度のラジオは過去ありませんでしたので、今後も末永く愛用していきたいと思っています。


以下は記事で紹介した商品リンクです。

ソニー SONY PLLシンセサイザーラジオ SRF-T355K : FM/AM/ワイドFM対応 片耳イヤホン/充電台付属 ブラック SRF-T355K B

 

ソニー SONY ラジオ用充電キット 電池駆動可能(単4形2本) BCA-TRG3KIT

オーム電機 ラジオ AudioComm RAD-P350N-W [ホワイト]

ELECOM スマートフォン用ロッドアンテナ アダプタタイプ ブラック MPA-35ATRBK

SONY FMラジオ SRF-M807

ソニー SONY ポータブルラジオレコーダー 8GB FM/AM/ワイドFM対応 予約録音対応 語学学習機能搭載 ICZ-R250TV

SONY SRF-T355K 購入

2017年8月5日に発売されたSONY PLLシンセサイザーラジオ SRF-T355K を購入しました(公式発売日前に受け取りました)。

直前までSRF-T355(充電スタンド無し)と迷いましたが、結果的に充電スタンドが付属するSRF-T355K を選択しました。

商品情報:SONY FMステレオ/AM PLLシンセサイザーラジオ SRF-T355

すでに手持ちのラジオだけで30台近くになっている状況ですが、製品発表当初から絶対に買うことを決めていました。購入の決め手となった機能を中心に紹介します。

私が常に聴取しているTBSラジオのFM補完放送(周波数90.5MHz)に対応しています。最近のラジオではFM補完放送の周波数帯に対応するのが当たり前になったので、特筆すべき点ではありませんが、地域設定で群馬県を選択した場合でも、在京3局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送)のFM補完中継局の周波数がプリセットに入っています(他社製品では東京・埼玉・神奈川・千葉のいずれかを選択しないとプリセットに入らない場合が多い印象)。

めざましタイマー機能を搭載しています。実はこの機能が一番の決め手となりました。

一般的にタイマー機能が搭載されたポケットラジオは多く流通していますが、起床時にラジオの音声が鳴るタイプはあまり多くありません。ブザーが鳴る機種はSONYの旧機種を含めて多数流通しています。

現在はオーム電機 AudioCommのRAD-P350Nを愛用していますが、DSPラジオの割に感度がイマイチなのが欠点でした。

当時の記事:Audio Comm RAD-P350N 購入

今までSONY製のポケットラジオではめざましタイマー機能が搭載されていなかったので、待ち望んでようやく実現した最初の1台になります(SONYでもポケットラジオ以外ではこの機能が搭載されている機種はあります)。

もちろん従来機や他社製品でも多く採用されているブザーによる目覚まし機能も設定出来ます。目覚ましラジオでは、最後に聴取していた周波数と音量で再生されます。

そして地味に嬉しいSONYだけの機能としては、中継局選択機能があります。

プリセットで設定された県域親局の周波数では受信できない場合、その放送局の中継局を選択できます。上の写真はNHK-FM前橋の中継局を選択する画面です。

そしてSRF-T355からは中継局選択機能が大幅に向上しており、県域にこだわらず周辺各地域の中継局も選択できるようになりました。NHK-FMの例で言うと、群馬県内の各中継局の周波数が表示された後、水戸→宇都宮→さいたま→東京と近隣のNHK-FMの県域親局の周波数も表示され、群馬県で受信できる可能性がある周辺各県の情報も表示されます。

地域選択で設定されたプリセットも変更でき、例えば群馬県設定でプリセットされるRADIO BERRY(FM栃木)を削除して、空いた場所に地元のコミュニティFMの周波数をプリセット登録する事も可能です。

そして驚いた事にFM放送において受信レベル表示機能が搭載されていました。これは取扱説明書を読んで驚きました。海外製のDSPラジオのように受信レベルが数値で表示される訳ではありませんが、ある程度の受信レベル目安として十分活用できるものです。

充電スタンドは後から購入できるのですが、やはり付属している安心感はあります。

今回の記事では紹介しませんでしたが、他にも細かい機能が搭載されており、例えばプリセット番号1番にNHKを登録しておくと、定期的に時報を検知してラジオの時刻が自動補正されます。自動補正機能も常に動く訳ではなく、一度時刻補正が成功すると、電池の消耗を防ぐために次回の補正実行は一週間後になります。

これでワンセグ受信機能が搭載されていれば申し分無い仕上がりでしたが、AM/FMラジオとしての完成度が非常に高く、末永く愛用できる1台になると確信しました。

 

ソニー SONY PLLシンセサイザーラジオ SRF-T355 : FM/AM/ワイドFM対応 片耳イヤホン付属 ブラック SRF-T355 B

ソニー SONY PLLシンセサイザーラジオ SRF-T355K : FM/AM/ワイドFM対応 片耳イヤホン/充電台付属 ブラック SRF-T355K B

AudioComm RAD-P350N 購入

DSPポケットラジオ オーム電機 AudioCommブランドの RAD-P350N を購入しました。

実は半年前に全く同じメニュー体系である兄弟機の RAD-F300N を購入したばかりなのですが、同機で不満を持っている機能が改善されているようなので、追加購入する運びとなりました。

左が今回購入したRAD-P350N、右が半年前に購入したRAD-F300Nです。

大きな違いは、RAD-P350Nがロッドアンテナ、RAD-F300Nがストラップアンテナです。どちらの機種もイヤホンをFM放送のアンテナとして利用する機構ではないため、イヤホンを持参していなくてもFM放送の受信が出来ます。

2016年12月にRAD-F300Nを購入した際、ラジオ放送を目覚めのアラームとして使いたいという目的がありましたが、実際に使用しているとアラーム起動時には最大音量になってしまい、爆音で煩すぎて使い物にならなかった経緯があります。

当時の記事:AudioComm RAD-F300N 購入

RAD-F300Nの後継機種であろう、RAD-P3745Sもラジオ放送をアラームに設定した場合に最大音量で鳴ってしまう仕様だったので断念しました。

そして先日、家電量販店でRAD-P3745Sの後継機種であろうRAD-P350Nを見つけました。改めてWEBで取扱説明書を見ると、アラームに関する仕様が改善されていて、事前に設定した音量でアラームが鳴るようになっていました。

これで快適な目覚ましラジオとして利用できると思っていたのですが・・・

問題点:RAD-P350Nは受信感度が悪い!

新たな問題点に直面しました。

ストラップアンテナを採用しているRAD-F300Nと比べると、ロッドアンテナを採用しているRAD-P350Nの感度が著しく悪く、前者でクリアに受信できている放送局でも、後者はノイズ混じりになってしまいます。

同じDSPラジオでもアンテナ機構の違いなのか、回路の違いなのか分かりませんが、大きな違いがありました。

結局は一長一短になりますのですが、今後は宿泊を伴う出張ではRAD-P350Nを目覚まし時計として使用しようと思います。

オーム電機 DSP式 ポケットラジオ(レッド) レッド RAD-P350N-R

SS上神梅&テレビ難視聴対策施設GF1塩原北

群馬県みどり市大間々町にあるNTTドコモ基地局 SS上神梅と、みどり市が整備したテレビ難視聴対策施設(ギャップフィラー) GF1 塩原北 です。

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みどり市のテレビ難視聴対策で整備された無線方式ギャップフィラーは12ヶ所あるようで、今回撮影した場所は「GF1塩原北」という設備になるようです。

みどり市役所教育庁舎で受信した信号を、市が整備した光ファイバーにより伝送され各GFから送信されています。

カーナビで地デジ放送を受信しながら付近を運転しましたが、映像の途切れは全くなく快適に利用できました。

余談ですが2004年に撮影したドコモ基地局SS上神梅の写真が見つかりましたので掲載します。

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Raspberry Pi ラジオサーバー導入

2016年5月に超小型PC Raspberry Pi3を導入して、StarStoneSoftware Development Inc.(スタアストーンソフト)様が開発並びに販売されているRaspberry Pi用の「ホームラジオ」というSDカードイメージファイルを使用して、家庭内で気軽にradikoが再生できる環境を構築しました。

参考記事:Raspberry Pi3とホームラジオで手軽にradiko録音環境を構築

前回導入した「ホームラジオ」では、Raspberry Piに接続した外部スピーカーからradikoの音声や録音したファイルの再生が出来ましたが、今回は「ラジオサーバー」を導入し、radikoの録音並びに外出先からのリモートアクセスによるストリーミングサーバーを稼働させることにしました。

「ホームラジオ」でも録音や、手動でルーターのポート開放が出来れば、ラジオサーバーに限りなく近い事が実現出来ましたが、より簡単かつ細かい設定が出来ることや、ストリーミングサーバーとしても機能することから「ラジオサーバー」に変更しました。

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こちらがライブ画面です。現在放送している各放送局のradiko音声がストリーミングで流れます。音声の出力はアクセスしたPCやスマホから流れる事になります。

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「ラジオサーバー」に実装されている親切機能です。

UPnPに対応したルーターを利用している環境であれば、必要なポートを自動的に開放してくれる機能です。

また一部のダイナミックDNSサービスにも対応しており、可変するIPアドレスを検知して定期的にダイナミックDNSの情報更新が可能です。

私の環境では固定IPアドレスに非対応のISPに加入していますが、契約して以来ルーターを再起動しても数時間止めていても一度もIPアドレスが変更されないので、ほぼ固定IPアドレスと考えて、現在のところダイナミックDNSは利用していません。

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そして今回「ホームラジオ」から「ラジオサーバー」に鞍替えする一番の理由は、ローカル固定IPアドレスの付与ができることです。「ホームラジオ」ではDHCPでの割り当てに限定されていましたが、固定IPアドレスが設定できることで、ルーターのポート開放だけでなく、ローカル環境からのアクセスが飛躍的に楽になります。

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これだけ小さな筐体がradikoの音声を何十時間も録音できるサーバーになるなんて、少し前では考えられなかった技術革新です。

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ストリーミングでの再生はAndroidのChromeブラウザーを利用しています。通知画面にも再生や一時停止ボタンが表示されるので非常に便利です。

Androidの他ブラウザやiPhoneのSafariでも試しましたが、録音ファイルの再生時に、画面を閉じたりロックを掛けたりすると一時停止の場所が保持されずファイルの冒頭に戻って再生されてしまうことがありますが、Chromeではブラウザを意図的に終了しない限り、常に一時停止状態を保持してくれるようで便利です。

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再生中、端末がロック状態になっても再生や一時停止をするボタンが通知欄に表示されています。この画面は再生中にスクリーンショットを撮影したものになります。

Raspberry Piをお持ちでradikoに興味のある方は、ぜひ一度試用してみることをオススメします。シェアウェアですが、初回起動から8時間以内であれば、自動バージョンアップ機能を除くフル機能が試用可能という親切設計です(もう少し試用したければ、電源再投入で起動時間がリセットされて再度8時間以内の試用ができます)。
私自身も久しぶりに「ラジオサーバー」を試用してみたところ、昨年時点よりも機能が大幅に追加されており、自分自身の使い方に合っているのはラジオサーバーのほうではないかと思い直して購入しました。
(「ホームラジオ」唯一の利点として、Raspberry Piの無線LANが利用できることでしたが、無線LANアクセスポイントの電源が落ちてしまうと、Raspberry Pi側で自動再接続してくれないので、結局有線LANで使っていました)

私は「ラジオサーバー」導入により、低速かつ低額で提供されているMVNOのSIMを差したスマホから自宅にアクセスして聴取する予定です(検証では200kbpsしか出ないOCNや楽天モバイルのSIMでも充分聴取可能でした)。

リンク:StarStoneSoftware Development Inc.(スタアストーンソフト)


Raspberry Pi 3 MODEL B 【RS正規流通品】